「事前発注」
言葉だと簡単そうに感じますが、
これが出来ている会社はあまりないと思います。
しかし、事前発注ができる体制づくりはとても重要です。
事前発注が出来るということは、
図面が完成していること、業者への発注金額が決まっていること
といった条件が必要になってきます。
多くの住宅会社は、
図面は出来ていないのは当たり前、
金額は決まっていないが、これまでの経験でだいたい把握できそう、
引渡しが決まっているから工事を始めてしまいたい、
といった事情で事前発注という概念から遠ざかっているのが現状です。
事前発注が出来るということは、
完成した図面と仕様が決まっているということです。
「事前発注が出来る ⇒業者への発注ができる ⇒図面ができている」
のように前工程が構築されていることですので、
逆にいうと、図面が出来ていないと事前発注はできません。
業者への発注が出来るとは、
その時点で想定利益が明確になります。
経営者にとっては、この利益が明確になっているのことは
とても助かることだと思いませんか?
ただしそのためには、
基本的には単価を決めて拾い出し
積算ルールを決めておくことが必要です。
利益をきちんと把握するためにも、事前発注ができるレベルにまで体制を整えて下さい。
工事管理業務の効率化、生産性向上を考えた場合、
この部分については「図面の完成」が大きく影響します。
よって監督さんだけの問題ではありません。
完成図面から先は監督の範疇です。
積算や原価管理、発注書作成などにITを使うと便利です。
この事前発注の大切さや使えるツールについては
4/16のセミナーにて詳しく説明いたします。
是非ご参加ください!
次回は、⑥「請求書なしシステムを構築しよう!」です。
お楽しみに!
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