SDGsに取り組んできる会社が選ばれる時代へ

 

 

皆さんの取引先や周りの会社で、SDGsに取り組んでいる会社はありませんか?

 

最近の日本経済新聞の記事を見ても、「持続可能性(サステナビリティ)」

ESG投資」などのキーワードが連日取り上げられ、その関心の高さがうかがえます。 

既に子供たちは教育の中で学んでおり、高校では、SDGsが科目認定されるようです。

小・中・高でSDGsを学んでいくことになり、大学では既に学んでいます。

Z世代やミレニアル世代は、「企業が達成すべきだと考える課題はどれか?」と聞くと、自社の収益、利益、販売ではなく、地域社会の改善や環境の改善などを重視しているという結果があります。

 

世界的にみると、日本のSDGsの認知度は諸外国に比べると低いのが現状ですが、若い人ほどよく知っています。

 

つまり、SDGsのゴールに向かって取り組んでいる会社が、お客様から選ばれる時代になってくると言えるでしょう。

 

SDGsに取り組むことで「先進的な活動に取り組んでいる」という企業ブランディングになります。

社会貢献欲の高い優良な顧客の共感を得ることによって、

既存顧客のさらなる信頼と、取り扱う製品や商品にも付加価値が生まれ、新規顧客の獲得にもつながります。

また、会社の認知度アップから、人財採用もしやすくなるのです。

 

経営戦略においても、やはり他社と差別化することができます。

世界共通の課題をビジネスの力で解決するという取り組みは、

他社との大きな差別化ポイントになります。

  

また、共通の目標を持つことで社内では一体感が生まれ、社員のモチベーション向上や、

目標を起点にして、問題解決のための新規事業の創造、他業種との協働など、

さまざまな働きかけができるはずです。

この取り組みは新しいビジネスのチャンスとなります。

 

ただし、これらの考え方や計画の創り方については、

しっかりとした理論を身に着けていかないと、実態からかけ離れたものになってしまいます。

 

まずはSDGsをしっかりと理解し、SDGsを活用した経営計画を作成することが重要です。

SDGsにつながる事業や社会との結びつきを理解し、計画達成のために、人財育成・後継者育成方法を確立し、

利益を残すことが出来る企業体質(筋肉質の企業体質)を創り上げましょう。

 

 

SDGsに取り組んできる会社が、お客様から、地域から、選ばれる時代となります。