先日のみんなどうしている?WEB会議は、
「コロナに関係者が罹患した場合の対策どうしている?」をテーマに開催しました。
参加された方の中には、まだ周囲に発生したケースが無い方も、
既に関係者が罹患したというケースをご経験された方もおられ、
その体験を通じた対策を教えていただくことができました。
ケースとしては、社員が罹患した場合、また協力企業や職人さんに発生した場合、
折衝中のお客様で発生した場合等でも対応に違いが出てきます。
また、関係者が日本人か、受け入れている外国の方かによっても、気を付けておくべきポイントがあります。
一番議論に熱を帯びたのは、社内外に対する告知や個人情報保護、情報公開をどこまで行うのか、という点でした。
特に、罹患した方やそのご家族についての情報は特に慎重をきたさねばならず、
例えば過疎エリアでは、すぐに噂が広まり家族ぐるみで差別を受けてしまうなど、
逃れることができないリスクを負わせてしまう可能性を考慮しておかねばなりません。
また、対応のまずさによっては会社自体の風評被害など、
小さな企業では立ち直れないほどのリスクが発生する可能性が現実にあります。
逆に社員側に立てば、自社内でそのような話が出たらできるだけ早く情報を正確に
知っておきたい、という気持ちもあるでしょう。
あまりに情報を守りすぎると疑心暗鬼となり不協和音が生じるリスクも考えておかねばなりません。
情報取り扱いについては、一概にはっきり決めておくことはできずケースバイケースで対応は異なる、という点で意見は一致しました。
それぞれにケースを想定し、適格に対応方針が決められるようにしておかねばなりません。
体験された企業のケースから、まだ発生しない企業でも、
既に、情報の取り扱いの周知、取り扱い方法について、
社員と文書を交わしている企業もおられ、フォーマットを共有させていただくこともできました。
また、きっちりとした対応をすることで、逆に自社への信頼を高めようと対策を講じ、
ただでは転ばない積極的姿勢を見せる方もおられました。
付随してテレワークは実際に推進しているのかも話題となり、
積極的に推進している、また予定のところ、一部にとどめているところ等、
各社のスタンスの違いが表れていましたが、このテーマは後日に持ち越しです。
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みんなどうしている?WEB会議は、同じ課題について議論を交え、
他社の貴重な生の情報を共有できるBM(ベンチマーキング)機会です。
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