大相撲の照ノ富士関、水泳の池江璃花子選手の活躍には頭が下がり拍手喝采です。
照ノ富士関はひざの故障から2017年9月場所に大関から転落し、19年3月場所では序二段まで落ちました。それが今年3月場所で優勝し、3年半ぶり大関にカムバックする。人生のどん底を見た照ノ富士関のカムバックには称賛以外にない。
途中何度も引退を考えられたが、周囲の激励を受けそれを思いとどまり、内臓疾患を克服し、ひざのけがの治療に専念し、稽古に没頭してきた結果である。
すごい、素晴らしいとしか言いようがない。周囲の人々に励まされ導かれたとはいえ、本人の覚悟があったからこそ成し遂げられたものである。
池江璃花子選手もすごい。頭が下がります。
2019年2月に白血病が発覚し、その後辛い闘病生活を経て、今回本当に見事に復活されたものです。4種目の優勝と400メートルリレー、400メートルメドレーの五輪代表内定を勝ち取りました。これからもますます好結果を出されていくことでしょう。
なぜ二人ともこんな素晴らしい輝きを見せることができたのか、そこから学ぶことが多い。
共通していることは、周囲の人々から暖かく励まされたことと、二人のものすごい精神力があったからこそで、覚悟し決意し、泣き言を言わず、黙々と復活に取り組んできたこと。言語を絶する苦しみがあったと思われるが、それを乗り越えてきた精神力の素晴しさ。
人間は覚悟を決めて取り組めば道が開けてくるという証明をしてくれたといえる。
ここから学ばなければならない。