災害やコロナ禍、そしてウッドショックと、業界にも大きな影響を与える事象がこの2年の間に起き、そのたびに変化対応を迫られました。
こんなことが起こると予想できた人はいないでしょう。これからも何が起こるかわかりません。まだまだお客様は活発に動いている今のうちに、変化に取り残されない企業体質の強化に努めてください。
そのためにも、まずは自社の状況を客観的に診て、課題を見つけることをお勧めします。ではどのように自社の課題を見つけたらよいか。
この点について、住宅産業塾では基本業務についてのチェックリストを用意しています。
自社がどの程度できているか、ぜひチェックしてみてください。
①総合・営業業務
業務フロー(業務の流れ・仕事のやり方)はありますか?
業務内容が明確になっていますか?
業務フローに基づくプロセス管理をしていますか?
ベストセールスシステムはありますか?
勝敗因分析をおこなっていますか?
見込客発見システムはありますか?
②設計業務
設計・作図基準はありますか?
標準施工詳細図(ディテール)はありますか?
積算基準(拾い出し・単価基準)はありますか?
完成した図面と完全な仕様を作成していますか?
引継システムはありますか?
お客様最終確認(4・5者会議)をしていますか?
③工事業務
現場きれい(1日5回清掃)をおこなっていますか?
残手直し工事0の引渡をおこなっていますか?
工期厳守が徹底されていますか?
記録(写真・文書)に残していますか?
現場立会い説明・確認は何回ですか?
検査と支払の連動システムはありますか?
品質管理報告書&施工写真集を作成し渡していますか?
監督業務は明確ですか?
監督は現場に何回行き、何を品質管理するか明確ですか?
品質基準がありますか?
標準詳細工程表はありますか?
先行手配管理表はありますか?
事前発注システムはありますか?
個別原価台帳&一覧帳はありますか?
違算分析をしていますか
CSアンケートを実施していますか?
CSアンケートの分析をしていますか?
クレーム分析・違算分析はなされていますか?
いかがでしたでしょうか。上記が工務店・ビルダーの基本業務チェックリストです。
これらの項目について、どの程度「ある」ないし「はい」と答えられたでしょうか?
おおまなか指標として、
「はい」が8割を超える会社はある程度業務内容が明確で、フローが確立され会社の仕組みが整っている会社であるということができます。
逆に、5割以下、さらに何のことかわからないという項目が多数ある場合は、早急に業務改善を行うことをお勧めいたします。
チェック項目は、実際にはほかにも沢山ありますが、基本的にこの内容をベースにどのレベルにあるかを診断することができます。
チェックをしてみて不安を感じられた方、チェック項目について具体的に知りたい、という方は、無料カウンセリングの場をご活用してみてはいかがでしょうか。
希望される場合はぜひ下記よりお問い合わせください。
https://www.jyutakujuku.com/counseling/
今まで、ホームオーナーが潜在客へインサイドセールスを行う仕組みである、アフター・インサイドセールスシステムに関わる情報を本ブログにてお伝えさせていただきました。ホームオーナーが自発的に営業支援してくださるためには、まず前提として顧客対応力が高いこと。そのためには業務改善が必要不可欠であり、上記チェックリスト項目が実際に機能しているかがまずは重要な指標となります。簡単ではないかもしれませんが、強い企業になるために通らなければならない道です。ぜひ、上記をチェックし改善に努めてください。
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