年末のタイミングで行われる業務の一つが、コンテスト審査会です。審査員を含む現場関係者が集まり、この会議で今年行われている現場きれいコンテストの受賞を決定します。
コンテストは、今回で第9回目を迎えました。既にプロの審査員が厳しい目各現場を点数化いただいています。そこから受賞の調整がいつも難航しますが、今年は特に困難を極めました。ここ数年レベルアップは著しく、様々な成果が生まれているために、そこから各受賞企業や受賞者を決めることは非常に難しい作業だからです。
さらに、協力企業グループや、大工さんの個別表彰も行いますので、慎重に意見を戦わせ、各受賞者を決めていきました。
コンテストは、公平さ、客観性が非常に重要です。
通常、現場管理数による評価の違い。都市部か否かによる現場管理の違い、等。条件が皆さん異なりますので、チェックリストに基づき公平に、客観的に審査するために、調整が必要となります。
さらに、このコンテストでは、現場のきれい・安全・品質管理、
そして「魅せる」要素。さらに紹介受注や評判、近隣評価における成果も採点基準の中に組み込んでいます。すなわち、「魅せる」をどれだけ実践に活かせているのか、という点が反映されます。
本来は現場のみを審査で良いはずのところ、これらを審査要件の一つとしている理由は、魅せる現場をなぜ実践するのか、という点に由来します。
それは、「顧客創造」です。
顧客や近隣の信頼を得るだけでなく、そこから受注成果を上げることが、「魅せる現場」を実践する一番の目的に掲げているからこそ、コンテストの審査には、受注成果やどれだけお客さまや近隣からの評判や信頼を得たか、という項目が必要不可欠です。
これらの成果を上げ、現場力を大きく高めてこられた各地域トップの「魅せる現場」ではどのようなことが行われているのか、どんな実践を行ってきたのか。それらは2022年1月21日開催の新春セミナーでの魅せる現場コンテスト審査報告会にて公開いたします。
ぜひ、参考にしてみてください。