先日のみんなどうしている?WEB会議は、
主に設計の責任者にお集まりいただき、
「期間短縮」をテーマに話を進めました。
緊急事態宣言が全国で解除されましたが、
今のところ会員工務店の皆様の受注状況は順調です。
忙しい毎日を送っていることもあり、
抱える物件の件数が増え、
スケジュールにずれが生じてきたという方もおられました。
忙しくしている方が多い部門ですが、
期間短縮の鍵を握っているのも設計です。
効率よく引き継ぎ、なおそれが完成された図面によるものであれば、
工事部門のスピードアップは必然です。
まず大事なポイントは、
住宅産業塾でも長年提唱してきたことですが、
敷地環境調査と
ご要望確認(ヒアリングシートによる)の徹底です。
敷地を読み、お客様の要望が明確になれば建物の配置は決まるはず。
後は良いデザインに収められるかの技術力。
これを徹底し、プロとしてのプラン提案につなげていく。
しっかりしたロジックに基づけば、一回でプランが決まるのが普通です。
打ち合わせの標準化や、
回数を増やさないための決め手など、
様々な知恵を教えていただきました。
また、仕様決めにおいて
細かい打ち合わせが正しいと思われがちですが、
明確な標準があり、セレクトできることで打ち合わせも少なくなる。
それが、結果としてお客様にとってもメリットになることを
しっかり伝えること。それが重要です。
今はインスタやその他画像による影響で、
要望にぶれを生じるお客様も多いようですが、
ディテール、仕様の標準化を進め、
きちっとしたセンスでプロとしての提案を行うこと、
結果、それが時間短縮の最大の成果をもたらします。
設計の方々は、きわめて多忙な毎日を送っておられると思いますが、
自信を少しでも楽にするため、後工程への好影響もありますので、
期間短縮をぜひ実現していただきたいと思います。
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みんなどうしている?WEB会議は、同じ課題について議論を交え、
他社の貴重な生の情報を共有できるBM(ベンチマーキング)機会です。
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