リアル中心の開催で盛会でした!
新春セミナーは毎年1月に、
今年のテーマに沿った内容で開催。
厳しい市場環境が予測されますが、
そのような中、今年の年間テーマは
リーダーも、ビジネスモデルも『チェンジング』時代到来!
~勝ち残りのためのCⅩ・DX推進そしてESの実現
としました。
原点である現場からのCSとして、
10年目の節目を迎えた「魅せる現場コンテスト」結果表彰、
さらに長井塾長と特別ゲストによる講演、
成果の大きな会員様を交えたパネルディスカッションを通じ、
盛況の中終了することができました。
魅せる現場から顧客創造へ!
まず、魅せる現場コンテスト2022表彰・成果報告会では、
現場映像を流しながら受賞ポイントや今後の改善点アドバイスを伝え、
表彰楯を贈呈し、各受賞企業・受賞者の喜びの声をいただきました。
今年はコンテスト10年目です。
節目としてその足跡を紹介し、
殿堂入りした企業同士のコンテストを行うなど、
例年にない内容も交えてその成果を共有しました。
ここ一年、魅せる現場について、
その取組みによる成果事例を多く耳にします。
もともと最大の目的は「顧客創造」にありますが、
デジタル中心の変化が逆に、
顧客の目を「現場」に向けさせていることも
あるのではないでしょうか。
なお、今年は
(株)木の花ホーム様(栃木県)
健康住宅(株)様(福岡県)
が総合最優秀賞受賞され、
晴れて殿堂入りとなりました。
変化を恐れずに。特にDXは会社を変え、成長させる!
続いての新春講演。
まず、住宅産業塾長長井克之の基調講演では、
工務店様に向け、本格的な淘汰の時代に勝ち残るポイントとして、
①熱烈なファンをつくる、
②健康と時間を大切にする
という重点課題を提言。
厳しくなるほどに、
顧客に支持されているか否か、
普段の行いが成果の差として表れます。
そして、そのポイントとして、
・「らしさ」への集中特化をベースとする。
・CX(感動体験)をたくさん作る
・ホームコンシェルジュを育成し生涯顧客化を目指す
ことなどを提言。
さらに、特別ゲスト講演としてお招きした
株式会社log build代表取締役中堀健一様からは、
ご自身の病気経験からecology designに特化し、
住から衣食住への健康提案を行っているecomo事業について、
さらに業界のDXを主導している立場から、
自社のDX推進から工務店業界への提言を
お話しいただきました。
CSを高めるためにも、
もちろん企業として生き残るためにも、
DX推進への取り組みは必要不可欠であることを
学びました。
成長する企業の共通項
今回は、講演ご登壇者に加え、
魅せる現場コンテスト2022で成果をあげられた
・㈱波多野工務店代表取締役波多野智章様、
・ラッフルズホーム㈱代表取締役金原建雄様 を交え
リーダー、そしてビジネスモデルの「チェンジング」
の観点から議論を重ねました。
小さい家への取組みや
生涯顧客化戦略など、
さらに積極的なDX化推進など、
「チェンジング」し続けておられました。
共通していたのは、
経営者が決断し、
実行に移しておられる姿
です。
何よりも、まず社長自らが決断すること。
それがなければ変わることはできません。
結果として、それが企業としての勝ち残りを
実現させるカギとなる、という点でした。
やれることはたくさんある
新年会も多くの方にご参加いただき、
互いに久々にリアル情報交流をしておられました。
やはり、生の情報はこう言ったところで交わされることを実感。
顧客CS活動が住宅会社にとってますます重要になり、
時間はかかるがそこからさまざま縁が広がり、
持続的な成果を上げられること。
それが「らしさ」として強いブランド構築につながり、
大きなチャンスを生み出すことを実践者のお話から伺え、
CSトップランナーを目指していく熱意を参加者に伝えることができました。