誰に向けて何を売る?
一般常識の逆を突く
意外性を考える
照明計画は明るさを確保しそれを担保することが求められる。その逆は、暗さを考えた設計を売る。ということ。相手は「どういうこ と?」と気になる仕掛け。 暗さを設計する?が引っ掛かりもっと聞きたいに繋がります。
あなたに合った心地良い暗さを提案します。
前置きの〝心地よい〟はそのままで「明るさ」を「暗さ」にするだけ。
なんで暗さなの?と聞かれたら・・・
ホテルや専門レストランは居心地を大事にするため、光は引き算で考えるんです。
と回答します。これ、普段から心地よい空間を知っている人向けのトーク。これである程度のステータスがわかります。
暗さを売るためには、光をあてる素材を決めなければなりません。この素材にフォーカスしその人に合った提案の幅を広げることで独自性を作ります。
独自性を売る
「照明は明るくする道具」という、世間一般の常識を「暗さ」という表現に変え、顧客の感情を動かしながら、様々な素材を並べる。
素材は無限にあります。壁装材であれば、凹凸のある石・タイル・木・漆喰。家具やインテリア雑貨、コレクションなどの趣味に関わるもの等々。それに適した光を考える。決して明る過ぎない暗さを創ることがポイント。必須アイテムは「調光器」これがあれば何とでも出来ます。
適したひかり
素材を活かすに適した光を選定するのは経験と勘が必要ですが、一度経験すれば、それを基準にマニュアル化すれば良いでしょう。
これが、他社ではなかなか真似できないけれど、社内では簡単に出来てしまう仕組みと仕掛けです。
光を知り、光の扱い方を覚えてしまえば、水平展開が容易になります。
気になる「素材」に光をあてて、暗さを考えてみて下さい?