消費者はまだ気づいてない。でも、僕たちは知っている!
【一歩先を予測して提案する】
アンメットニースとは、製品・サービスに対して、「不足している」、「困っている」、「面倒である」、「不満である」ことをベースに置き、これをもとに感情から「満たされていない○○」を気づきとして伝え教えることがアンメットニーズです。これを顕在化させるためにいわゆる心を動かす潜在ニーズを引き出すストーリーを考え作りだし、一歩先のを予測する。ここに光を使うとどうなるのかを考えてみました。
光は目に見えないものなので、感情をコントロールしやすい。且つ、抽象的な表現を使って伝えることも出来る。
「ふわっとしたあかり」「メリハリを利かせたひかり」など、想像を掻き立てる工夫で興味を沸かせ引き付けることも出来る。光を考え取り入れた新しい生活スタイルを想像させ裏付けのある提案があれば、興味を持つ人は多いと思う。
例えば曲がった手摺。演出だけではなく実用的な光を提案することも出来る。これは、階段の事故は下りの時に多く起きるデータを基にした手摺照明。高齢者になると階段の傾斜に沿った斜めの手摺は力が入りづらく強く握れない。その事故を減らすために作られた手摺に照明を仕込んでみた。
【メリットとベネフィット】
曲がった手摺のメリットは、①高齢者でもしっかり握れる形状(安全性)②明るさの確保(視認性)③12色のカラーバリエーション(デザイン性)などがあげられます。ベネフィットは、日常の安全性が担保れる。家族が安心して暮らせる。おじいちゃん、おばあちゃんが喜んでくれる。教えてくれて良かったよ。と言って頂ける便益です。
ここにしっかりフォーカスすれば「アンメットニーズ」を引き出し、皆さんの提案を大きな価値として受け入れてくれる。
この曲がった手摺は老健施設や駅などにすでに設置されている。もちろん安全性に考慮した設計。これに照明の付加価値を付けて、インテリアデザインも考えた仕様。
このように実用性とインテリア性を兼ね備えた提案はまさに求められるアンメットニーズ。「へぇ!こんなことまで考えている会社なんだ!」と。今まで気が付かなかったけれど言われてみればその通り。単なる便利アイテムとは違うアイディアに独創性に優れたものが見込み客の感情を揺さぶる材料になるのではないでしょうか?
この手摺と照明のセットと一緒に直径12ミリの穴に入るスイッチもパッケージ化しました。ご興味がある方は、是非お問い合わせください。