照明の高さとリラクゼーション
照明の位置(高さ)によって、空間の見え方が大きく変わります。平面図で照明設計をすると見えなく(わからない)ても展開図で見ると想像できます。なので、照明(ひかり)を考える時は鉛直面で考える必要があるのはこのためなんです。
●壁の高さ
壁を50ミリから100ミリふかし、ふかしたところに照明器具を仕込みます。壁の高さすなわち照明の高さによって空間見え方に大きな差が生まれます。インテリアを考える際には重要なポイントになるでしょう。壁の素材を選ぶきっかけにもなり、選んだ素材を引き立てることもにも繋がります。これを施主に伝えるます。もしもこれを知らなかったら、施主は大きな機会損失を被るでしょう。
●光の高さ
落ち着いた部屋の空間を作る際にはひかりの位置を下にすることを検討します。
壁面全体を演出するならコーニス照明を使いたくなるのはわかりますが、そこをぐっとこらえてテーブルスタンドを低い位置に置いてみてはどうでしょう。床面より少し高く。私は床面から500ミリ程度が好きです。テーブルスタンド専用のスペースを作る。更に、このスタンドは「スマートプラグコンセント」を絡めて自動で点灯消灯する仕組みを仕掛ける。
おススメの照明提案です。
知識の引き出しは大いに越したことはありません。空間の大きさや予算に応じて臨機応変にアイディアを考える。考えながら実際のひかり空間を体感してみる。これが経験値としてあなたの記憶に残し、あなたのスキルとして蓄積されるでしょう。
さあ、雑貨店でテーブルスタンド照明を買い、Amazonや楽天でスマートプラグコンセントを買って実験開始です。