シーンコントローラースイッチの提案からはじまるインテリアの可能性
シーンコントローラースイッチ。
これ、メチャクチャ便利なスイッチなんです。このスイッチを使ってインテリアにフォーカスした空間演出を考え提案します。
では、どうするか・・・
この順番でイメージしてみましょう。
① 素材を仮で選ぶ ⇒ 凹凸のある素材が望ましい
② 素材に光をあてる ⇒ 色や配光は問いません
③ 素材の表情が変わる ⇒ 確認し、依頼主と共感
④ 素材の場所を決める ⇒ 提案を受け入れる意思確認
⑤ 素材の範囲を決める ⇒ 予算取り
⑥ 照明回路を決める ⇒ 照明設計
⑦ 照明器具を決める ⇒ 照明設計
⑧ シーンによって素材の表情が変わる ⇒ 素材を検討
⑨ 素材選びの期待を伝わえる ⇒ 魅力化
⑩ 素材を決める ⇒ 決断(受注)
⑪ 売上げと顧客満足を同時に獲得できる
光があったに越したことはないが、依頼主様に対して素材の提案だけでも受け入れて頂ければ空間の価値は数倍以上あがると思います。
日中、外光の環境での素材の見え方。日没後、人工光での素材の見え方。
この2面性を考えることは、空間における素材の印象の違いをキチンと理解できている証。
好みや意匠で素材を選んだその先には、光によって素材の価値を引き出し、空間における素材の主張を助長する計画や設計を是非取り入れてみてはいかがでしょうか?