【選定基準】
照明器具メーカーのカタログの中で、最も器具の種類の多い「ダウンライト」
その数、数千種類以上もあります。
基本は、ベース・ユニバーサル・グレアレスの種類から
光の強さ、光の広がり、眩しさ、器具の色、光の色、開口寸法、調光方式、演色性の優先順位を付けて空間に合わせて選定します。
収納スペースなど、明るさだけを重視する時だけ価格を優先しますが、それ以外は、その空間に適した光を考えて器具選定します。
しかし、ダウンライトを真剣に選んだ経験のある人が意外と少ないのが現状なんですね。
では、設計士や建築事業者はどうやっているのか・・・
のどちらか。
メーカーに依頼すれば、多少オーバースペックになったとしてもそう大きな間違いはありません。
問題は自分で決める建築のプロ。例えばリビングルームに浅型のダウンライトをたくさん付けて 「調光すればいいでしょ!」 の考え方。
施主がかわいそうです。特に高齢者との同居の場合、眩しくて落ち着いたリビングには120%なりません。
最もよくあるパターンが、予算調整のため照明器具を選びを見直す際に、ダウンライトをダウングレードしてしまう。
ダウンライトの選定基準を知っていれば間違いは起きないけど、知らないために間違いにも気が付かない。
だからこそ、しっかりとダウンライト選びの基準を体得してください。