最近局地的豪雨や台風の大型化などによる洪水や土砂崩れなどで、大きな被害
が出ているところがあります。昔に比べて気候が変わってきているようで、今
後もこのような災害はどこで起こるか分かりません。
企業が災害や事故で重大な被害を受けた場合に、重要な業務を継続するための
対応を具体化し、早期復旧を図るための計画を「事業継続計画(BCP)」と言い
ます。そしてこの計画に合わせて事業継続能力を継続的に維持・改善するため
のプロセスを「事業継続マネジメント(BCM)」と言います。これらをしっかり
と決めておくことが、その後の事業復旧・再開に向けたスピードやお客様対応
に差が出来てくるということになります。
先日、福知山では昨年に引き続き洪水が起こりました。今回は福知山市内を中
心に洪水と住宅地の山沿いでは土砂崩れが発生しておりました。福知山の会員
さんは洪水発生とともにHOさんのお宅や協力業者の状況を調べ、誰がどのよ
うな対応するかを決めて迅速に対応しておられました。
お客様にとって、大変な目に遭った時にすぐに助けに来てくれる、そんな工務
店なら安心するのではないでしょうか? 今回はその会員さんの取り組みが素
早かったとともに、近くの会員さんが助けに行っていただいたおかげで、集中
的に他の工務店には無い復旧作業ができ、大変喜ばれたという事でした。
このようにして、住宅産業塾というネットワークを利用する方法もあるのです。
このような災害が多い世の中ですので、いつでも助けてくれる仲間がいるとい
うことは、お客様へのアピールも違ってくると思います。自社の事業継続計画
を一度見直し、最善の策を練ってみてはいかがでしょうか?
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