社員教育の仕方

どこの会社でも社員のスキルアップのために、何らかの研修をおこなっている

と思います。住宅産業塾でも社員向けの研修として、営業、設計、工事、原価

管理、リフォーム、そして新人研修など、テーマに応じて参加していただける

ように幅広く設定しております。集合型の研修では、他社も参加します。テー

マに応じて必要な方が参加されるので、同じような立場や悩みを抱えているケ

ースが多々見られます。この場合、参加することでお互いの情報交換ができ、

とても参考になるようです。


しかし、普段の業務が忙しく社員自らが「○○の研修に参加したい」と申し出

ることは少ないのではないでしょうか? 多くは社長・幹部が気になったもの、

目についたものを社員さんに参加するよう促すケースではないかと思われます。

この場合、社長・幹部の興味の対象になるものが選択され、自社にあまり重要

性を感じない研修は、そのまま社員さんにも気付かれなくなってしまいます。


今後の住宅市場は、2極化することが予想されます。戦略的にどちらを狙って

いくかは各社の考えがあるようですが、どちらを狙うにしろ今までのやり方で

は通じなくなる恐れがあります。例えば中高級を狙っていくには、今までより

も提案力を上げていくことも必要になるかもしれません。例えばインテリア・

エクステリアの提案力は足りているのか?、ヒアリングスキルが十分なのか?、

プレゼンスキルは満足できる状態か? など、一つずつ見直すことも必要です。


このような時に、外部の研修を活かしてみてはいかがでしょうか? 他社の事

例なども含めて、最新のやり方や新たな発見などもあるかもしれません。社員

が学んでみたいことや、今後の会社の方向性を考えるという意味でも、いろい

ろな研修に参加してみるといいと思います。一度試してみませんか?





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