会社には仕組みが必要!

仕事にはどんな内容であっても、その進め方が存在します。例えば見学会をお

こなう場合、現場をどのように装飾するのか、お客様にどのように伝えるのか、

当日は誰がどのようにして説明するのかなど、決まっていないと見学会をおこ

なうことはできません。家づくり全体を考えてみると、お客様の発見から契約

までの営業活動、プラン作成やプレゼン、作図などの設計業務、建物をきちん

と建築するための工事管理、引き渡し後のアフタフォローなど、多岐にわたっ

て業務内容があります。

 

また、それぞれの仕事にはマニュアルがあったり、資料づくりにためのルール

があったり、そしてその仕事を効率よくおこなうためのツールがあります。ま

ずは会社で何が決まっているのか、それらのやり方は効率よく成果の出せるや

り方なのかを見極めることの重要です。

 

業務改革には、まずこれらの業務内容を明確にしなければなりません。そして

各々の仕事をつなげていくと業務フローになるのです。この業務フローは一度

つくれば終わりではなく、常に改善して最新、最適な状況を保つことが非常に

大切になってきます。業務革新というと大変そうなイメージがありますが、ま

ずは業務フローを見直すことで会社全体のことが見えてきますので、まずはこ

れに焦点をあててみましょう。

 

これらを整理していくと、意外とわかっているようであやふやになっていたこ

となどが見えてきます。今まで気づいていなかったことに気づくこともありま

す。内容によってはパソコンを駆使した方が便利という事も多々あるでしょう。

それらをシステム化していくと、使えるITシステムが出来てくることにもつ

ながります。

 

どこで何をするのかが分かってくると、各分野の連携が良くなり、無駄な時間

が減ったりすることもつながります。これが業務革新につながるのです。業務

の中にミス、ロス、ムダの多い状況がありませんか? 是非、出来るところか

ら取り組んでみてください。

 

 



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