業務改革は一気におこないましょう!

来年4月以降の新築住宅事業については、多くの方が懸念していると思います。

それに合わせて何らかの対策をしなければということで、最近は多くの会員さ

んが業務改革を猛スピードでおこなっておられます。


いろいろな取り組みの中で、とても優れたアイデアで実行に移している方がお

られます。その方々は一番最初に取り組んでおられますので、そこまでの経緯

にはいろいろなことがあったと思います。しかし2番目の方は、それを真似る

ところからすれば良いため、1番目の方よりも短い時間で出来るようになりま

す。最近の住宅産業塾には、このようなたくさんの事例があるため、取り組み

始めてからある程度のところまでは短期間で出来るようになっておられます。


しかしこれには、やる気と共にマネジメント力が必要です。取り組み初めは、

「こうなったらいいな」とか「これが出来たら楽になる」など、モチベーショ

ンが高く、とてもやる気になっております。しかし現実の問題が表面に出てく

ると、実現性がわからなくなり、やる気とともに意気消沈するケースもありま

す。この時に必要なのがマネジメント力です。


このような状況において、各自の役割、目標値などを明確にして的確に指示し、

少しずつでも改善して効果が表れてくると、やる気も大きくなるようです。こ

のマネジメントがうまくいかないと、不平不満でやらされ感が強くなり、業務

改革が進みません。マネジメント力があってもやはりやる気の問題も大きいた

め、これらのバランスは常に考えないといけません。


そしてマネジメントには前を向く姿勢が必要です。後ろ向きなマネジメントは

マネジメントではありません。傷の舐め合いになってしまいます。やる気があ

る時に適切なマネジメントをしながらおこなうことがとても重要です。それに

は一気におこなってしまうに限ります。ダラダラやっていてもなかなか成果が

出ずに、改革がつまらなくなってしまいます。また、一気といっても何でもか

んでもではなく、出来るところから着実におこなうのです。


是非とも、改革は一気に(でも出来るところから)取り組んでみてください。





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