設計・デザイン力は指導してもらうのが一番

 

家づくりにおいて、設計・デザイン力は今後益々重要になりますが、このスキ

ルを向上させるために、会社でどのような取り組みをおこなっているでしょう

か?プレゼン前にその内容を社内でディスカッションする、定期的な研修をお

こなうなども有効ですが、現実にはあまりおこなっていないようです。

 

2015年12月の月例研究会テーマに合わせてアンケートを実施しましたが、設計

・デザインについては、「お客様とのコミュニケーション」「提案力」「表現

力」といったスキルが必要だと感じている方が多くいました。ではこのようなス

キルを向上するにはどのようにおこないますか?

 

もともと設計力のある会社であれば、社内研修をおこなうことで十分可能だと

思います。しかし、このスキルが弱いところや担当任せになっているところで

は、外の世界を知らないとなかなかスキルアップにつながりません。どんな分

野でも、教える先生なり師匠なりがいて、そのスキルを学んでいくことでステ

ップアップします。御社には、そのような方がおられますでしょうか?

 

スキルアップには本人の意欲が大きく影響します。いくら指導しても意欲がな

ければ伸びませんし、逆に意欲があって何でも吸収しよう、自らも勉強してい

るという方がいれば、とても見込みがあります。このような方に的確にアドバ

イスをすること、それがスキルアップの一番近い方法です。このプランの何処

がダメなのか、この建物は外からどのように見えるのか、この表現でお客様に

伝わるのかなどなど、そこに「もっとこうしたら良くなる」ということを実際

に見せて納得していくと、次からそれを反映して考えるようになります。

 

設計・デザイン力のスキルアップには、感性、手描き、コミュニケーション、

実物件のアドバイスなど、いろいろな角度からおこなうことができます。また、

プラン、インテリア、エクステリアなど多くの知識や経験も必要になってきま

す。長年設計に携わってきたプロに指導していただくと確実に向上します。一

度プロに指導していただくことを検討されてはいかがでしょうか。

 

 



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