魅せる現場コンテスト2018会場の様子
魅せる現場コンテストは、現場をきれいにすることで安全や良品質な現場、更には職人のマナーの向上を通じ、施主からの紹介・特命受注や周辺現場からの見込み客発見を得られるような"魅せる現場"を実現することを大きな目標として2013年に始まり、第6回を迎えました。
今年から、1次審査を完全抜き打ち検査といたしました。それにより、日常的に魅せる現場へ取り組んでおられる状況をより客観的に評価できるようになりました。現場きれいについては、主に基本的な事項が全ての現場に標準化されているか、安全に対処しているか、お客様が喜ぶ「魅せる」工夫があるか、そして受注に貢献しているかといった面になります。その中でも、受注にどれだけ貢献し活用しているかという点が特に総合最優秀賞の決め手となりました。
魅せる現場コンテストは順位をつけることが目的ではありません。長年提唱し続けてきた「現場きれい」を実践され、成果を出してこられた企業に敬意を表し表彰することにあります。実践を続けてこられる方々に対しては頭が下がる思いです。コンテストにご参加された方々の現場に対する想いと徹底した取組みに感謝申し上げますとともに、さらに全国で「魅せる現場」に対する取組みが進んでいくことを期待しております。
3年連続。総合力が高く文句なしの受賞
4社目の殿堂入り
今回で総合最優秀賞は3年連続の受賞。晴れて4社目の殿堂入りを果たされました。
富田製材株式会社様の現場きれいへの取組みは、会社・パートナー企業に浸透し、安全配慮・マナーも最高レベルで、安定して最高品質を維持しておられます。外から見ても他の現場と違う整った状態や、安全対策も住宅会社の現場としてはトップクラス、資材や道具の整理の仕方、お客様とのコミュニケーションが円滑になる演出、そして何よりも現場に対するお施主様、近隣の評価もたいへん高く、紹介・特命受注が当たり前になってきています。このように、圧倒的な現場への取組みで、「魅せる現場総合最優秀賞」としての受賞です。
さらに今回は、協力業者様として鋼製建具業、屋根瓦工事業の方も同時に受賞されています。
富田製材㈱ 代表取締役 酒向 和幸様のコメント
総合最優秀賞という最高の評価をいただきまして、誠にありがとうございました。今回、3連続で総合最優秀賞受賞を果たすことができたのも、皆様の支援のおかげです。また、弊社のスタッフ、協力業者の力がなければ、取ることが出来ませんでした。
現在は、現場きれいを進めることにより、最終的な目的の一つである受注、近隣からの評判を得られるようになってきました。今後も現場きれいに務め、お客様の満足、そして私たちの満足という善の循環を回していけるよう務めてまいります。ありがとうございました。
紹介No.1
狭小敷地のハンデを乗り越え受賞
最優秀賞が続いていましたが、ついに総合最優秀賞を受賞されました。狭小敷地という難しい対応の中で、きれいはもちろん安全への取り組み、お客様とのコミュニケーションが円滑になる魅せる工夫、他社とは一歩先を行く配慮の仕方などがとても良いとともに、まさに現場を展示場としてその周辺からの新築、リフォームの受注につなげておられます。営業がいないスタイルの中で、紹介が非常に多く、現場の活用が会社の方針として行き届いております。この紹介が多いという点も評価に加え、「紹介No.1 総合最優秀賞」としました。
また、大工さんの協力が不可欠な中でとても協力的、積極的な活動をおこなっておられるところから大工会賞を、今回の現場対応で主力的に動き将来が期待される現場監督さんを、優秀監督賞として表彰いたしました。
㈱小河原建設 代表取締役 小河原敬彦様コメント
(ご自身の)事故の五年前、社員の頑張りと塾長の激励により社長不在の難局を乗り越えることができ、更に今回、総合最優秀という栄えある賞をいただくことができ、皆様に感謝申し上げます。
自社では環境整備に長年取り組み続けており、現場も同様にきれいさを求めてきた結果を評価していただけたのだと思います。
2年連続の最優秀賞
現場きれいの基本的な事項はトップレベルの評価でした。この現場きれいの取り組みを続けてきたことで、お施主様や近隣の方からの評判が確実に上がってきており、紹介等の受注にもつながってきた点が評価されました。協力業者とのベクトルを合わせてきた協力会「親波塾」を優秀協力会賞、金森大工には優秀大工賞として表彰いたしました。
念願の最優秀賞へステップアップ
他社の現場をベンチマーキングして自社に取り入れ、基本的なことを標準化してきており、どこの現場に行っても同じ取り組みが出来ておりました。基本的事項はほぼ満点であり、安全や魅せる工夫もとてもよく出来ており、総合最優秀賞とも大きく違わない現場が完成されておりました。お施主様や近隣からの評判も少しずつ増えてきており、そのあたりが評価されました。大工さんの協力関係が構築されており、大工さんがブログで発信するなど現場を営業に使う意識も広がっているようで、優秀大工会賞も表彰いたしました。
年々進化して、ついに最優秀賞受賞。
安全はほぼ完璧なレベルで、優秀協力会賞、優秀協力業者賞も受賞。
現場きれいの基本項目はほぼ完璧でした。安全についての工夫もあり、魅せる取り組みも浸透しております。また協力業者との関係もとてもよく、取り組みとしては文句なしの状態です。そのため、今年は「現場きれい最優秀賞」として表彰いたしました。
お客様の評判がさらに高まり、受注につながっている姿が出てくれば、総合最優秀賞になることでしょう!
今回、優秀賞を受賞された企業は6社でした。現場きれいレベルは最優秀賞とそん色ないレベルを実現しています。現場レベルでいえば間違いなく日本トップレベルといえるでしょう。
現場きれいの基本事項や安全について、取り組んでいるところはほぼ良い状態でした。
協力会と良好な関係を築いておられましたので、優秀協力会賞も受賞されました。今後は今まで以上に素晴らしい現場になることを期待しています。
基本的な事項はとても良く出来ているのと、安全については帳票類の整備などBMの対象となる現場でした。
抜き打ち審査でもしっかりと現場きれいをおこなっておられた丸山大工を優秀大工賞に表彰いたしました。
現場きれい基本事項は95点以上という高得点と、魅せる工夫も随所に見られました。会社全体として取り組んでいる様子が伺えました。
着実にステップアップしていますので、次回は総合最優秀賞が期待されます。
現場きれいの基本的事項はとても良く、抜き打ち審査でも良い印象でした。昨年の奨励賞からステップアップです。
紹介・評判については現場だけでなく、日ごろの地域貢献によるところも大きく、特別賞として「地域貢献賞」も表彰いたしました。
年間250棟ほど手がけられている中で、現場きれいが標準化されてきているのと、会社全体の取り組みとして浸透してきている点が評価されました。
中でも他の模範となる早坂大工を「優秀大工賞」として表彰いたしました。
コンテスト初参加で優秀賞を取られたのは初めての快挙です。現場きれい日本一を目指すという取り組みは、職人・大工さんにも浸透してきているようです。中でも自ら調べ魅せる現場づくりの工夫をしておられた小堀大工の現場は、とても素晴らしく、「優秀大工賞」も表彰いたしました。
奨励賞受賞企業の現場は、きれいさにおいて各地域でトップレベルを実現しています。
狭小敷地の中で工夫をしながら取り組んでおられました。中でも足場の安全については狭小現場の足場としてBMの対象になります。現場を受注につなげる取り組みが強化されると、更なるステップアップが期待できます。
いろいろな制約条件がある中で、できるところはしっかりと行ってきているようで、お客様や近隣からの評判が確実に上がってきているようです。更なる強化を期待しております。
殿堂入りされている2社(寿ホームズ株式会社、株式会社HORI建築)の現場も再度確認いたしました。お客様からの評判も高く、殿堂入り以降も、それぞれに魅せる現場づくりが徹底され、更なる向上に努めておられました。その素晴らしい取組み、特に優秀な成果をあげられた大工、業者会、チームを表彰させて頂きました。
寿ホームズ株式会社
大工さんの評判がとてもよく、紹介や評判を聞いての受注が圧倒的に多いのが寿ホームズ様です。この中心的な活躍をされている大工さんを3名表彰いたしました。向井大工は2回目、白水大工は今年初めて表彰いたしました。中村大工は毎年表彰していることもあり、今回は特別に「右官賞」としてその功績を讃えました。
優秀大工賞・・・向井大工、白水大工
平成30年度特別賞「右官賞」・・・・・中村大工(既に住宅産業塾特認大工を受賞されています)
株式会社HORI建築
現場きれいは標準化され、どこの現場に行っても同じような取り組みがされており習慣化されております。中でも黒田大工の取り組みは素晴らしく、今回3度目の優秀大工賞となりましたので、住宅産業塾特認大工の表彰をいたしました。また、現場の品質管理に女性活用した仕組み化が素晴らしく優秀チーム賞を、全国工務店の業者会の手本となる「未来塾」を特別表彰いたしました。
優秀大工賞・・・黒田大工
優秀チーム賞・・・品質管理部
平成30年度特別賞・・・未来塾(協力業者との勉強会)
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