どちらが良いと思いますか?
■原価管理システムがある会社は、利益もわかり、コストダウンもでき勝ち組になれる
① 積算システムがある
・拾い出しシステムがある
・業者との価格確認ができている
② 積算・実行予算に基づく発注システムがある
③ 発注した実行予算と実績の集計の原価管理システムがある
④ 実行予算と実績の集計の差である違算の分析システムがある
⇒原価が明確で、利益もきちんと把握でき、必要ならコストダウンにも真剣に取り組める会社で、健全な利益確保企業になれる。未来がある。
◆原価がわかない会社は利益も確保できず、コストダウンもできず競争に負ける
① 積算システムがない、明確な原価がわからない。見積の集計による積み算になっている
・拾い出しシステムがない
・業者との価格確認ができていず、いつも見積もりを取るやり方で効率が悪い
② あまい実行予算に基づく発注になっている
③ 発注の集計はしているが厳しい原価の管理システムがなく、利益があいまいになる
違算が多く出る
④ 違算分析システムがなく原価・利益の改善ができない
⇒原価が曖昧で、利益もきちんと把握できず、コスト競争にも負ける会社で、未来が見えない会社になる
【発展成長していただくためのご提言】
🔵原価の明確化とコストダウンの取り組みを!
① 企業も職人も正式の価格がわかっていないのが多い
⇒正しい価格・原価の算定が大切(原価明確)
② 積算基準(ひろい出しと単価)がないのが多い
⇒正しい積算基準の作成とその実践が大切(積算明確)
③ 発注基準と正しい発注がないのが多い
⇒正しい発注基準と正しい発注の実践が大切(発注明確)
④ コストダウンのやり方がわからないか、実施しないのが多い
⇒正しいコストダウンのやり方とその実践が大切(コストダウン明確)
🔵原価管理
①計画した利益を確保するようにしている。
②コスト→決められた原価をいかに守り、原価アップが起きないように努力している(コスト管理)。
コストダウン→現在設定している原価をいかに下げるか努力している。
③「積算システム(拾い出しと単価)」は一応確立している。
④完成された図面と完全な仕様書による実行予算を作成している。
⑤追加・変更をルール化している。
⑥違算分析、粗利益率確認をしている。
⑦残手直し工事ゼロの引渡しをしている。
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原価は競争の根源でもあるため、
しっかりと自社原価を知ることと、積算システム、
発注システム、原価管理システムを
構築するよう努力してほしい。
原価の「見える化」を図り、
確実に利益を確保していってほしい。
未来への投資ができるような会社になってほしい。
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