どちらが良いと思いますか?
■監督業務が明確になって、監督がやりやすく働き甲斐がある会社
① 監督の業務を明確にしてCS実現の重要な窓口として位置付けている
② 監督がやるべき業務を標準化・システム化して、やりやすく明確にしている
特に設計から工事への引継ぎを明確にし、正確な引継ぎの実現化に努めている
③ 監督の評価も明確でCSや紹介でのプラス評価をきちんとしている
→監督がやるべきこととやってはいけないことを明確にし、標準化・システム化していること。またやるべきことをきちんとすれば加点評価になり、やり甲斐のある監督業務になっている。当然顧客満足も高い。
■監督業務が明確でなく、監督がやりにくく働き甲斐のない会社
① 監督の業務があいまいで、CS実現の重要な窓口でなく、こなす部門として位置付けられている
② 監督のやるべきことが明確にされず、仕事の標準化・システム化も適当で、設計から工事への引継ぎもあいまいになっている
③ 評価もあいまいで、監督の評価基準もなく曖昧になってやり甲斐がない
→監督のやるべき業務が明確でなく、標準化・システム化もされていないので、業務に支障をきたす場合があるため、やりがいのある仕事になっていない。こなしのため当然顧客満足も低い。
【発展成長していただくためのご提言】
🔵監督業務が明確か?
監督業務は明確か?
監督は現場に何回行き、何を品質管理するか明確か?
立会説明確認は何回で、その内容は明確か?
クレーム分析・違算分析はなされているか?
またその分析はいかされているか?
🔵品質管理システムは明確か?
設計図書と作図ルールが明確か?
詳細施工詳細図(ディテール)はあるか?
品質基準があるか? また明確か?
品質チェックシステム・シートは明確か?
検査方法は統一されているか?
受け取り検査システムはあるか、また明確か?
品質管理(検査)報告書は明確か?
標準詳細工程表はあるか?
個別工程表は明確か?
先行手配管理表はあるか?
🔵詳細のわからない工事管理内容の明確化を!!
工事管理 あいまいな管理内容・基準
品質管理 品質基準・品質管理のあいまいさ
工程管理 工程・工期・歩掛・人工数のあいまいさ
原価管理 材工の不明確・積上げ方式・管理のあいまいさ
労務管理 技能レベル・基準・身分関係のあいまいさ
資材管理 資材知識・適正判断力のあいまいさ
安全管理 安全意識・習慣のあいまいさ
⇩
非合理的・無責任な
惰性と慣習による管理
⇩
あいまいさの解決→測定・研究→基準の設定<データ化 比較・分析>
⇩
部位別工程時間表・品質基準<責任ある管理>
🔵工事管理力の現実を知り大至急体制固めを!!
弱い・無責任な工事管理力 ― こわい現実の解決
【工事管理者(個人)】
知識未熟での仕事従事
↓
いきなり現場管理(チンプンカンプン)
↓
我流での工事管理
↓
完成処理の惰性管理
チェックリストによる管理はせず経験と記憶による
↓
現場を知らない監督
⇩
・現場実習による習得
・図面が読める・書ける
・積算が出来る
・日誌・文書の正確な記入
【システム】
標準化・システム化希薄
↓
研修制度なし
↓
チェック機能希薄
問題解決手法働かず
↓
工事管理評価は処理数のみでないのと同じ
↓
未整備なシステム
⇩
・早急の標準化・システム化
・帳票・フォーマット・チェック
リストの整備
・研修・評価の徹底
【マネージャ】
マネージャ力不足
(訓練受けず、素養も不足)
↓
表面上のOJTによる研修
(実際は放任)
↓
多忙につきベクトル化不足
問題解決不足
標準化・システム化不足
↓
評価による反省向上少なし
(チェックの確認なし)
↓
マネージャ不在
マネージャ能力不足
⇩
・マネージャ研修
・PDCAと問題解決手法の徹底